今回の聖奈物語は【幼少期〜小学校編】、【中学編】に続く第3弾です!
過去の物語からお読み下さい♡
さぁ、受験に失敗して高校生になった私はどう過ごしていったのか?
高校・大学編スタートです!!
高校受験には失敗しましたが、いつまでもクヨクヨしていられません。すぐに4月になり高校生活が始まりました。
滑り止めの高校は、熊本市の中心部にある国府高校。
人数は学年400~500人もいるスポーツ強豪校で特待生が沢山いる一方で、一般生徒はヤンキーかギャル👱🏻♀️
派手な見た目のヤンキー・ギャルたちは、田舎の中学出身のわたしにとってはとても刺激的でした。
金髪で耳はピアスだらけ、パンツが見えるくらい短いスカート姿ではしゃぐ姿は、今まで居た世界とは違いすぎてカルチャーショックを沢山味わうことに😂
知り合いも居なかったので、友人関係は一からの構築がスタート。
幸いなことに、すんなりクラスに馴染めましたが、中学までの密な深い関係とは違い、クラスの人数も多いからか、広く浅い交友関係でとてもサッパリしたものでした。
いや、私がそういう関係性を作ったのかもしれません。
中学の経験から、人間関係を深くしていくことに怖さを持っていたので。
それから、高校でもバレー部に入りました。強豪校だったので中学時代とはまた違う体育会系の洗礼を受けることに。
まず、圧倒的な量、量、量。時間の限りこなしました。
何度も跳び、ボールを打ち、拾い、上手くなるために最初の頃はひたすら反復練習でした。
私は特待生ではなかったので、他のチームメイトよりも何もかも下手っぴでした。
顧問の先生からは怒鳴られ、ビシバシ叩かれながら動き続け、毎日ヘロヘロ、全身アザだらけになりながら、片道70分かけてバスで帰宅する生活でした。
今なら問題になりそう笑
部活は何度も辞めたいと思っていましたが、幼い頃からの【弱音は言わない・我慢する】が発揮され、その精神でやり抜くことに。
さらに、バレー部には馬の合わない同級生が居たのですが、人間関係で揉めたくなかったので、自分が我慢すれば丸く収まるからと波風立てずに過ごすことを選択。
部活でも仲間外れにされないように、当たり障りない関係を続けていたのです。
そんなこんなで、辞めることなく部活は続けました。最後の高校総体ではベスト8で終わり、引退すると今まで熱中していたものが無くなり、燃え尽き症候群のようになりました。
ぽっかり穴が空いたんですよね。
最初の頃はその穴を埋めようと、厳しい部活環境からの開放感も相まって、友だちと時間の限り遊びまくっていました。
でもどんどんつまらなくなっていき、もっと熱中出来るものを求めるように。
その結果、パン屋のアルバイトをして充実していきました。
そして私はついこの前まで、高校生活を振り返ると、部活に熱中して、友人関係も良好、アルバイトで社会と繋がる経験をした、とても充実した期間を過ごすことが出来た!!!
と思っていたのですが、あれ??
こうやって過去を振り返って書いていると、
私は中学のトラウマを引きずり【自分自身を抑圧して、仮初の平和を享受していたんだなぁ〜】と痛感します。
こういう経験ありませんか!?
そして、大学は地元の熊本学園大学へ。
高校の頃とはまた違い、格段と世界は広がり、圧倒的自由の世界でした。
本当に何をしてもいい世界でした。
講義は出ても出なくてもいい。
ひたすら遊んでもいいし、勉強してもいい。
バイトしてもいいし、家で寝ててもいい。
ただ何でも自己責任でお願いね!というスタンス。
自由と責任はセットなんだと思ったのもこの大学の時期です。
そして私も他の大学生と同様に、自由を謳歌しました。
自由を楽しむためには、お金が必要。そして時間はたっぷりある!
という事でアルバイトに明け暮れるように。
多い時は、パン屋さん以外にアルバイトを4つ掛け持ち。
働く事はすごく性に合っていたようで、どのアルバイトも楽しみを見つけて、働き詰め。
お金を稼ぐこともマネーゲームみたいに楽しく、残業も喜んでやっていました。
自分で負荷をかけるのも苦じゃない性格だったようです。笑
そして自由を謳歌するために稼いだお金は、服を買うか、酒を浴びるほど飲むか、友人と遠出したり消費につぎ込む、典型的などこにでも居る大学生でした。
(今となっては経験にお金遣っとけば良かったな〜と反省)
そして、大学での交友関係は、高校よりも広く浅く沢山の顔見知りが出来たと同時に、いつも一緒に講義を受ける4人グループが出来ました。
これが本当にノンストレスで!
沢山の人が居るけど、少人数の深い関係も築けて、私にとってはとても居心地のいい環境でした。
そんな環境だったからか、今まで生きてきた中で必要だった
弱音は吐かずに我慢
空気を読まなければ
理解・共感しなければ
ほとんど発動しませんでした。
居心地のいい大学生活は、新しい刺激や経験をして、すごく充実していたけど、部活のようにヒリヒリと熱中出来るものはなかったように思います。
バイトをして友だちと遊ぶ、人生の夏休みのようなただただ楽しい大学生活を送りました。
そんな人生の夏休みで1番のラッキーだったのは、主人に出逢えたことです。
同じサークルに入っていて、最初はお互い何とも思っていなかったけど、遊び時間を共に過ごしていくうちに自然と惹かれ合い、付き合うようになりました。
あと、顔がタイプだった。笑
沢山の時間を一緒に過ごし、大学生活は私の青春そのものでした。
(主人の話は後のストーリーでもお話します!お楽しみに!)
就活もしましたが、特にやりたい職もなく、
証券会社で働いてるって言ったらカッコよくない?という不純な動機で、証券会社へと内定を貰いました。
社会人となった私の社畜生活はまた次の配信で。お楽しみに!

